生駒の石仏(旧館)

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鳴川峠の地蔵石仏

      2016/07/26

鳴川峠は東大阪市四条町と元山上千光寺を結ぶ参詣道として古くから利用されてきました。峠付近をくねくねと曲折する信貴生駒スカイラインがすぐ側を通過します。そして南北の尾根道とトンネルで立体交差する地点にひっそりと地蔵石仏が祀られています。


鳴川峠はスカイラインに近接し、トンネルが道路下を通過する。

首切り地蔵の悲しい歴史はいかに

首の亀裂が痛々しい
鳴川峠
地蔵石仏

ペットボトルのお水や供花が絶えないことから、今も大事にされているお地蔵さんです。首の損傷は明治の廃仏棄釈によるものでしょうか、それとも道路工事の影響でこうなったのか。詳しい経緯は分かりません。

ちょっと斜めから
地蔵石仏
彫りの深い船型地蔵立像

お顔は風化により表情を見て取ることはできません。しかし、その像容からは立派な地蔵石仏だったに違いなく、古い時代のものでしょう。(室町時代後期の作と推測されています)

鳴川参道分岐
道標
古い石標

峠からしばらく稜線上を千光寺目指して歩いて行くと古い石道標の分岐に着きます。道標には梵字と鳴川と刻された左右に「左 行者ミち 右 さいみち」とあります。左は元山上の行場巡りコースで、千光寺へと続いています。右の「さいみち」とは在所道(里道)のことで、現在は鉄塔巡視路として使われています。中央の谷道が千光寺へのハイキングルートとして一般的によく利用されています。

参考ルート

https://yamap.co.jp/activity/417685

「みんなの軌跡」を活用してヤブ漕ぎ!生駒山口神社~鳴川渓ハイキングコース | 生駒山・神津嶽・大原山 |YAMAP 山登り・アウトドアの新定番

行者ミちは途中で分岐が多く、慣れないとちょっと分かり難いですが、自然の樹木が陽を遮る涼しい尾根道が続いています。西の覗き岩や千光寺裏行場の大岩でキモを冷やせばさらに涼しいことになるかもしれません。ただし、冷たくなってあの世の扉を開かぬよう注意なされてください。

[2013.10.13 撮影]

 - 生駒山 , ,

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